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<小学校緊急時対応研修に講師として参加してきました>

本日、小学校で学校医として緊急時対応研修を行いました。

今回は、児童がアナフィラキシーを起こした場面を想定したシミュレーションからスタートしました。実際の対応を先生方に行っていただき、その後に講評をさせていただきました。

シミュレーションを見ていて特に印象的だったのは、先生方の児童への声掛けの素晴らしさです。
「大丈夫だよ」「先生がついているよ」「今助けを呼んでいるからね」
こうした声掛けは、強い不安を感じている子どもにとって大きな安心につながります。現場で自然に行われていたことに、学校の安全意識の高さを感じました。

その後は
「学校で起こる緊急事態への初期対応 ― 子どもの命を守る『最初の5分』の行動 ―」
というテーマでお話ししました。

内容は
・アナフィラキシーショックへの対応
・心停止を疑うポイント
・胸骨圧迫とAEDの重要性
など、学校現場で実際に起こり得る緊急事態に対して、最初に何をするべきかという点を中心にお話ししました。

救命では医療の専門知識以上に、**「最初の行動」**が非常に重要です。
早い通報、胸骨圧迫、AED。
この3つが揃うことで救命率は大きく変わります。

講演の後は、AEDデモ機や訓練用人形を使った実技練習を行いました。
実際に手を動かしながら練習していただき、途中で先生方から多くの質問もいただき、非常に実践的な研修になりました。


学校での救命はチームプレーです。
誰かが119番通報、誰かがAEDを取りに行く、誰かが胸骨圧迫を行う。
そして迷ったら行動することが、子どもの命を守ることにつながります。

子どもたちの安全のために日頃から真剣に取り組まれている先生方に、心から敬意を感じた一日でした。